誰にも教えてもらえなかったプレゼンテーションの基礎
こんにちは、soichi04と申します。
今回は学生や会社員が避けて通れない難問、プレゼンテーションについてです。
この中で僕、私、プレゼンテーション得意だよーって方は10人に一人ぐらいなのではないでしょうか?
学校でプレゼンはやらせるものの体系的な練習を行ってこなかったのも要因の一つとしてあると思います。そこで自分はプレゼンテーションに関する本を漁ってきました。
今回の本はこちらプレゼン上達の方法というとてもシンプルな表紙です。
今回のお品書きは以下の通りです。
- プレゼンテーションの原稿は用意すべきか否か
- 本番は念のため原稿を持ち込むべきか
- 文章だけじゃないボディランゲージの重要性について
それでは行ってみましょう。
目次
プレゼンテーションの原稿は用意すべきか否か
A.原稿は必ず用意しましょう。
人間は完全なアドリブで聞きやすい筋の通った話をし続けることはほぼ不可能です。伝える相手のためにもちゃんとわかりやすい原稿作成を心がけましょう。
キング牧師の有名な演説にI have a dream で始まる伝説的なものがあります。あれは25万人の前でのスピーチだったのですが、スピーチの中の文章一つ一つがその場で考えたとは決して思えないほど、緻密で大衆の心をいかに動かすかにフォーカスされています。
これが原稿をしっかりよういしてきた場合のメリットです。
原稿を持ち込むべきかどうか
A.持ち込んではならない
ここで持ち込むべきでないとせずに持ち込んではならないとしたのは絶対に絶対に原稿を読むといういう行為をしてはならないからです。
”えーそれじゃあ、何をいうか本番でド忘れして気まずい雰囲気流れるじゃん”
そうならないためにしっかり練習することを勧めています。ちなみに先ほどのキング牧師のスピーチでは、原稿の類は一切持っていませんでした。大衆25万を前にどわすれしたらどうしようというのは考えていない。。
これは圧倒的な練習のたまものなのです。2021年のオリンピック誘致の際の印象的なスピーチ
お・も・て・な・し、おもてなし。も圧倒的な練習によってもたらされました。
後日スピーチを担当した一人である安倍総理が練習多すぎだろ。。と苦言を呈してましたw。
ここからは原稿を見ないことのメリットを箇条書きで書きます。
- 自然な間が取れる
- 相手を見る余裕ができるので相手が理解しているかどうか感じ取れる
- ボディランゲージをとってわかりやすくすることができる
- 聞き手が自分たちに対して話しているんだなと感じるので聞く態度が変わる
ボディランゲージの重要性
ヒトラーは名演説で記憶に残っている人物の一人です。スピーチをする前には鏡の前にたってスピーチで使用する動きを練習していました。
また話す前に何も言わないことで大衆の注目を集めるというかっこいいスピーチの仕方をしたのも彼が印象的なのではないでしょうか。
人間というのは視覚から得る情報を基本としていて(5割)、聴覚が(2割)、話している内容が(3割)ということで話し手の見た目だとか、動きで5割程度の情報を得ています。
いくら良い原稿があったとしても、原稿を棒読みしているだけでは5割の部分を無駄して、3割で勝負してしまっているようなものです。原稿を直接読むのでは抑揚をつけるのも難しいですし、適切な間も取れないので聴覚の(2割)も捨てて、正真正銘3割勝負です。
まとめ
原稿は用意。
本番に原稿を持ち込まない。
話すときに動きをつけて注目を集める。
本書の冒頭で書かれていたことですが、プレゼンテーションというのはいくらテクニックを知ったとしても本番でできるようにはなりません。
これは筋トレの方法を見ただけでは決して筋肉がつかないのと同じなのです。したがってテクニックを読み、それを実践し、足りなかったところがあればまた戻ってくる。このサイクルを繰り返して初めてプレゼン上達への扉が開けるのです。
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