【人を変える】変える5原則【ここも相手の感情を立てる】
自分の会社で働いている部下に何か指示を出すときどうしたらいいんだろう
こんにちは、soichi04です。
今回は前回とは異なり、”人を変える9原則”として前半の五原則を取り扱っていきます。
前回までの内容では、人を変える12原則として様々なものを紹介してきました。
人を動かすをここまで読んできて思ったのは、
相手の気持ちに配慮することが一番大事だなと感じました。
人に好かれる6原則では、
- 相手に誠実な関心をよせる
- 聞き手にまわる
- 相手の関心のありかを見抜く
- 心からほめる
人を説得する12原則では、
- 議論をさける
- 誤りを指摘しない
- 穏やかに話す
- しゃべらせる
- 人の身になる
など相手の感情に配慮した原則がとても多いのが重要です。
それでは、今回の内容に映っていきましょう。
目次
1人を変える5原則
- まずほめる
- 遠まわしに注意を与える
- 自分の過ちを話す
- 命令をしない
- 顔をつぶさない
この5原則です。一つずつ解説していきます。
1.1まずほめる
何かを指摘しなければならないときには、まずほめることから始めたいです。
そこから改善すべき点を伝えるのです。
褒めるのに慣れていない人はどう褒めたらいいのか難しいですよね。
その場合は毎朝自分自身を誉めてあげましょう。
「朝起きられて偉い」「かっこいい」「瞑想もちゃんとやったね」
褒められて嫌な気持ちになる人はいません。もし相手が嫌な気持ちになっているとしたら、心から褒めていないからだと思います。
1.2遠まわしに注意を与える
チャールズシュワップがある日の正午工場を見回っていました。
工場内は禁煙の看板が出ているところで従業員がタバコを吸っているのを目撃したシュワップは注意をしなければいけません。
その場合どうしたらいいでしょうか?
「君たちはあの看板が見えないのか??」
というのはシュワップはいいませんでした。
そのかわりに従業員に葉巻を数本渡して、
「これでみんなで外で吸ってきたまえ」と言いました。
工場内で吸っていることには一言も触れずに。
1.3自分の過ちを話す
筆者のデールカーネギーの姪にジョセフ・カーネギーという秘書がいました。
高校を卒業し終えた19歳の乙女で、勤めの経験は皆無に等しい人でした。
そんな彼女は、最終的にまれにみる優秀な秘書になるのですが最初は小さなミスを重ねて小言を言いそうになりました。
そんなときにぐっとこらえて、
「ちょっとまった。デール、お前はジョセフィーンより倍の年上ではないか?それに仕事の経験は彼女の何万倍も持っている。そんな彼女に期待しすぎているのではないか?自分が19のときを思い出してみよう」
1.4命令をしない
著者はアメリカで一流の伝記作家、アイダ・ターベルさんと食事を共にしました。
そこでちょうど”人を動かす”の執筆をしているときに、人間関係の諸問題について活発な意見が交換されました。
彼女はオーウェンヤングの伝記を書いているとき、ヤングと三年間同じ事務所に勤めていたという男に会って、ヤングのことをいろいろ聞いていました。
ヤングは誰に向かっても命令的なことは言わなかったといいます。
「あれをせよ」「そうしてはいけない」
ではなく、
「こう考えたらどうだろう」「これでうまくいくだろうか」などという具合に相手の意見を求めました。
こういうやり方をすることにより、相手は自分の過ちが直しやすくなる。また、相手の自尊心を傷つけずに重要感を持たせてあげることになり反感の代わりに協力の気持ちを起こさせることができる。
1.5顔をつぶさない
ゼネラルエレクトリック社はチャールズ・スタインメッツ部長の異動という難しい問題にぶつかった。
スタインメッツは、電気に関しては一流で他の追随を許さないほどの知識を持ち合わせていたが、企画部長としてはそうではなかった。
そして非常に神経質で、何か問題を起こすと彼自身のパフォーマンスに影響が出かねない状況だった。
そこで、ゼネラルエレクトリック社顧問技師という新たな役職を作り彼をその役職につかせ、部長は新しい人間にやらせることにしました。
これによってスタインメッツは自分自身の電気の知識を認めてもらい、単純な役職ダウンによるやる気の低下を防ぐことに成功しました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません