【超変化】人を変える9原則後半【自ら行動させる】
人を変えるにはどうしたらいいんだろう?
こんにちは、soichi04です。
今回も前回に引き続き人を動かすの内容を要約していきたいと思います。
今回の内容は人を変える9原則として、前回5原則紹介したので4原則に触れていこうと思います。
それではやっていきましょう。
目次
1人を変える4原則
- わずかなことでもほめる
- 期待をかける
- 激励する
- 喜んで協力させる
それぞれ解説していきます。
1.1わずかなことでもほめる
サーカス団では人間が様々なショーを見せて観客を喜ばせます。
その中には犬などの動物もサーカスを行うことがあるのですが、動物に芸を覚えさせる際に昔から伝統的に行われている手法があります。
それは、
少しでも芸を覚えたら、なでてやって大げさにほめてご褒美を与える。
というものです。
シンプルなものですがそれを人間に応用してみたらどうだろうということです。
動物に対しては、少しのハードルでほめてあげられるのに人間相手になったらちょっと壁がありますよね。
心理学者のジユス・レアーによると、
誉め言葉は人間に降り注ぐ日光のようなものだ。それなしには花開くことも成長することもできない。
1.2期待をかける
最近まで立派な仕事をしていた従業員の仕事ぶりが粗雑になってきた場合どうすればよいでしょうか?
トラック販売店のサービス部長だったヘンリーヘンケのもとで働いている機械工の仕事ぶりが目立って悪くなっていた時がありました。
ヘンケはこの男をどなりつけたり、おどしたりする代わりに事務所に呼んで腹を割って話し合いました。
ヘンケ「ビル、君を優秀な機械工だ。経験も豊富だ。君の立派な仕事ぶりを、大勢のお客さんがほめている。だが最近君の仕事の能率が落ち、出来栄えも以前に比べてもう一つみたいだね。これまで君は人並み外れた腕の持ち主だった。近頃の君の仕事ぶりが私にはふまんだ。だからこうやって君を直接話し合い、解決策を二人で考えたいのだ。」
ビルは自分の仕事の能率が落ちていることに気づいていなかったようで、ヘンケの期待をかける発言によって以前の能率を取り戻しました。
ボールドウィン汽車製造会社のサミュエルヴォークレーン社長はこういう。
どこかいいところを見つけて、それに敬意を表してやると、たいていの者はこちらの思い通りについてくる。
1.3激励する
デールカーネギーさんの友人に40歳の独身者がいた。その男が晴れて結婚することになり、パートナーの女性からダンスを習うべきだといわれ、ダンスを習い始めたという。
「私は若い時にダンスを習って、そのまま二十年間同じ踊り方をしていたので、一度習いなおしておく必要は、確かにあった。
最初に尋ねた教師は私のダンスはまったくだめだといった。たぶんそれは本当のことではじめからやり直さなければ駄目だといったが、私は嫌気がさしてほかの教師のところへ行くことにした。
次の教師は、本当のことを言わなかったらしいが、そのほうが気に入った。私のダンスは少々時代おくれだが、基本がしっかりしているから新しいステップもわけなく覚えられるだろうというわけだ。
はじめの教師は欠点を強調してがっかりさせたがその教師は逆だった。
長所をほめて欠点のことはあまり言わない。」
子供や夫や従業員を馬鹿だとか、能無しだとか、才能がないとか言ってののしるのは、向上心の芽を摘み取ってしまうことになる。
その逆を行くのだ。大いに元気づけてやりさえすれば容易にやれると思い込ませ、相手の能力をこちらは信じているのだと知らせてやる。
1.4喜んで協力させる
「息子のジェフに与えていた仕事は、洋ナシの落果を拾い集めることだった。これで、下草狩りをするときに手を止めて落果を拾い集める手間が省ける。
ジェフはこの仕事を嫌がりやるときもあれば、やらないときもあった。
そこで、ジェフに協力してもらうためにこのように頼んでみた。
ジェフ、お前と協定したいのだがどうだ?お前が拾った洋ナシを籠いっぱいにつき一ドルで買ってあげよう。だがあとでお父さんが見回りまだ洋ナシが落ちていたら、一個について一ドルずつ差し引くことにする。どうかね?」
これによってジェフは洋ナシを一つ残らず広い集めたばかりか、うっかり目を離すとまだ木についている実までもぎとって籠にいれるほど熱をいれたのである。
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